アラジンのトースターについて
どこか懐かしさを感じるレトロな雰囲気と、丸みを帯びた優しいデザインが特徴のトースター。背面もしっかりと見せるデザインになっており、ランプマークのあしらわれたカバーで覆われています。
かわいらしい見た目ですが、中身は高性能で極上のトーストを焼くことができます。
アラジンのトースターには特許技術「遠赤グラファイト」が搭載されており、発熱するまでわずか0.2秒。一気に高温で焼きあげるので、外側はカリッと、中は水分を残しながらモチモチの美味しいトーストに仕上げてくれます。
「違いなんて分かんないでしょ」と思われるかもしれませんが、安物のトースターと比べる食感はかなり変わります。忙しい朝でもちょっとした贅沢を感じられるのが嬉しいところです。
4枚焼きトースター「AGT-G13B」の特徴
食パンが同時に4枚焼ける広々とした庫内
庫内は食パン4枚を同時に焼けるくらい広々としています。朝食を家族揃って食べる家庭では、非常に助かる点ではないでしょうか。
焼き網の高さを調整することもできるので、ピザトーストのような具材が乗ったトーストも美味しく焼きあがります。よくあるパンの裏面だけ焦げてしまったり、具材が生焼けのまま…という残念なことにもなりません。
- 22cmまでの冷凍ピザを焼ける
- 切餅は8個まで同時に焼ける
- 専用のグリルパンで幅広い調理が可能
上記のような点も、2枚焼きにはない4枚焼きならではのメリットです。グラタン皿も余裕をもって2皿入るので、様々な料理に活用することができます。
実際使ってみましたが、注意点としては4枚同時に焼けるのは角食パンで、山形食パンのような少し大きいサイズは2枚が限界です。
焼く・蒸す・煮るなど幅広く調理ができる
AGT-G13Bはトーストだけに留まらず、専用のグリルパンを使用することで様々な調理ができます。
グリルパンは重ねることでフタにすることができ、内部温度を最大で330度まで高めることができます。またグリルパンはセラミック塗装なので、食材が焦げ付きにくく、汚れを洗い落としやすくなっています。
使ってみた感想
タイマーを回した瞬間に暖まり始めるので、他トースターのような発熱をゆっくり待つ必要がありません。忙しい朝の時間など、素早くパンが焼きあがるのはかなり助かります。
グリルパンの有無で2枚焼きか4枚焼きかで悩んでいましたが、使ってみるとグリルパンが想像以上に便利でした。
お肉を焼いたり蒸し野菜も作れますし、スーパーのお惣菜やテイクアウトした食べ物の温め直しにも活用できます。私的に嬉しいのが、時間がたってべちゃついた揚げ物でも庫内を汚さずにサクサクに戻せるところですね。
トースターとしては高価なので長く使いところ。
「AGT-G13B」は焼き網とパンくずトレイの取り外しが可能なので、定期的に手入れができる設計になっています。油汚れなども簡単に洗い流せて便利です。
デメリット
冷凍パンは苦手?
アラジンのトースターは高温で一気に焼き上げるため、冷凍パンの中が上手く解凍できない場合があるそうです。取扱説明書にも「中まで暖まりにくい時は、タイマーのが切れた後、しばらく置いておくと庫内の余熱で暖まります。」と記載がされています。
この点について私はそこまで気にする必要がないと思っています。実際私は冷凍した5枚スライスの食パンを普段焼いていますが、しっかり中まで熱は通っているんですよね。
食パンに霜が多くついていると熱は通りにくくなるかもしれないので、気になる方は冷凍の前にラップで包む工夫をすると良さそうです。そこは少し煩わしいかもしれません。
価格は高いかも
アラジンの4枚焼きトースターは定価22000円で、トースターの中では高めの値段設定です。
ここは実際に使わないと判断しずらい部分ですが、トースターを美味しく焼けるだけでなくグリルのように調理ができる点からも、十分機能に見合った値段ではあります。
一方でパンは焼くことができればいい、グリルは必要としていない方にとっては不向きな商品です。
まとめ
以上、アラジン「グラファイト グリル&トースター(4枚焼き)」のレビューでした。デザイン性も良くキッチンに置いておくだけでインテリアのような佇まいを感じさせます。
他のトースターと違い、煮物や蒸し料理などもできてしまう、トーストだけに留まらない万能な調理家電という感想です。コンロなどと併用すれば、効率よく調理もできておすすめです。
機能も見た目もかなり優秀なアラジン「グラファイト グリル&トースター(4枚焼き)」、気になった方はぜひチェックしてみてください!