スマートウォッチがあれば便利になるのは確実ですが、価格が高く手が出しにくいですよね。
有名なのはApple Watchですが、廉価モデルのSEでも3万円以上と購入のハードルが高いです。
本記事で紹介するXhaomi Smart Band 7は約6000円で購入でき、機能も十分備わっているため入門モデルとしてもおすすめ。
良し悪しを含めレビューしてみたので、Apple Watchまたは他スマートウォッチの購入で悩み中の方は参考にしてみてください。
Xhaomi Smart Band 7 の特徴
Xhaomi Smart Band 7は細長いバンドタイプのデザインで、重さも軽く運動でも扱いやすいスマートウォッチです。
iPhoneとAndroidの両方に対応しています。
価格の安さに対して機能が豊富で、他スマートウォッチの主要な機能をほぼ困らず使うことができます。
◎ できること
- メッセージ通知
- 心拍数・睡眠のトラッキング
- 血中酸素の測定
- 14日間の連続使用(常時画面表示無し)
- 再生中の音楽の操作
- 110種類のワークアウト
- その他の機能(アラームや懐中電灯など)
× できないこと
- マイク非搭載 → 音声入力、電話の応答ができない
- NFC非搭載 → 改札への入場、電子決済ができない
- GPS非搭載 → ワークアウトでの精密な計測はできない
「Xhaomi Smart Band 7」使ってみた感想・レビュー
実際にXhaomi Smart Band 7を使ってみて感じた事をレビューしていきます。
率直な感想としては必要最低限の機能があればいい方や、初めてのスマートウォッチを購入する方に丁度いいなと感じました。
Apple Watchほど細かい操作はできませんが、安価なのに機能が充実しておりApple Watchと十分差別化ができています。
そんなXhaomi Smart Band 7の良し悪しについて紹介していきます。
メッセージ通知が優秀
Xhaomi Smart Band 7はスマートフォンに通知があると、振動で通知してくれます。
腕に振動が来るのでほぼ確実に気が付きますし、ディスプレイ上のメッセージ通知をパッと確認することができて便利です。
メッセージに関して気になる点としては、iPhoneでは定型文での返信ができません。
もとより手打ちや音声入力による詳細なメッセージ返信はできませんが、Androidのみ定型文での返信に対応しています。
ぶっちゃけスマートウォッチからの返信はほぼ無いですが、あれば便利なのでiOSでもクイック返信に対応して欲しい所です。
文字盤のデザインが豊富
Xhaomi Smart Band 7には複数の文字盤が最初から用意されており、好みのデザインを選びやすいです。
初期は5種類しか用意されていませんが、アプリ「Mi Fitness」から多数のデザインを見つけることができます。
秒針が動くアナログ風な文字盤からデジタルな文字盤まで幅が広いので、見てるだけでも楽しいです。
バッテリー持ちがかなり優秀
充電100%の状態から1週間使っても電池残量は半分以上残っています。
Apple Watchと比べるとバッテリー持ちは非常に長く、かなり優秀です。(Apple Watchは約2日)
設定によってバッテリー消費に差はありますが、それでも毎日充電する必要が無いのは十分な魅力です。
私の場合は以下の設定で使用しています。
- アプリ通知 → 受信
- 心拍数の連続モニタリング → スマート
画面の常時表示機能(AOD)について
バッテリー持ちに関わることとして、Xhaomi Smart Band 7には画面の常時表示機能(AOD)が搭載されています。
この機能を使うとバッテリー消費が激しくなり、上記と同じ設定で約5日でバッテリーがほぼ無くなりました。
バッテリー消費は激しいですが、充電時間は0%から100%まで約1.5時間と短いので、入浴中など空いた時間にすぐ充電できるのでストレスも無いです。
アプリのインストールなど事前準備が必要
Xhaomi Smart Band 7を使うためには、Xhaomiアカウントの作成と専用アプリのインストールが必要になります。
専用アプリに関しては少しややこしく、「Mi Fitness」と「Zepp Life」の2つがあります。推奨されているのは「Mi Fitness」ですが、Google Fitに対応していません。
どちらも数分で終わる作業ではありますが、事前準備があるのは少し面倒に感じます。
Xhaomi Smart Band 7 PRO・ Apple Watch SE との比較
上位モデルの「Xhaomi Smart Band 7 PRO」と、恐らく多くの人が検討する「Apple Watch SE(第2世代)」を比較しました。
Xhaomi Smart Band 7 | Xhaomi Smart Band 7 PRO | Apple Watch SE(第2世代) | |
価格 | 4,627円(23年08月現在) | 11,800円(23年08月現在) | 37,800円(23年08月現在) |
重量 | 25g(バンド込み) | 25g(本体のみ) | 26.4g(本体のみ) |
解像度 | 192 × 490ピクセル | 280×456ピクセル | 324 × 394ピクセル |
画面の明るさ | 最大500ニト | 最大500ニト | 最大1000ニト |
耐水性能 | 50m | 50m | 50m |
電話応答 | ×不可 | ×不可 | ◎可 |
転倒検出 | ×不可 | ×不可 | ◎可 |
電子決済 | ×不可 | ×不可 | ◎可 |
メッセージ返答 | 不可(定型文返信は一部対応) | 不可(定型文返信は一部対応) | ◎可 |
血中酸素濃度測定 | ◎可 | ◎可 | ×不可 |
GPS | 非搭載 | 搭載 | 搭載 |
音声アシスタント | 無し | Alexa | siri |
マイク非搭載なので音声アシスタントが使えない
Xhaomi Smart Band 7にはマイクが非搭載で音声アシスタントが使えません。
タイマーのセットなど、音声スタントではパッとできることも手動で操作しなければいけません。
Smart Band 7 PROにはマイク及び音声アシスタントのAlexaがありますが、通話はできません。
Apple Watchの場合は通話もできるので、どちらも利用したい方にはApple Watchがおすすめです。
GPS非搭載なのでランニングウォッチとしては微妙
GPSが搭載されているスマートウォッチなら、ランニングの際に走行距離やルートを測定し数値化することができます。
Xhaomi Smart Band 7はGPS非搭載なのでランニングウォッチに向いているとは少し言いずらいです。
また、どこかに落としたり置き忘れた場合にGPS搭載モデルなら簡単に探すことができます。
GPSに関して気にしないという方には軽量で運動もしやすいSmart Band 7はかなりいいモデルだと思います。
万能さを求めるならApple Watchがおすすめ
より多くの利便性や細かい操作をスマートウォッチに求めるなら、Xhaomi Smart Band 7は不利になります。
- 電子決済
- 電話応答
- 音声入力によるメッセージへの返信
- ワイヤレス充電
上記の機能は上位モデルでもあるXhaomi Smart Band 7 PROでも対応していません。
機能は必要な分だけでいいという方以外は、価格は高くなりますがApple Watchがおすすめです。
まとめ
以上、Xhaomi Smart Band 7のレビューでした。
価格と機能を比較してもApple Watchと十分差別化できており、日常生活でも十分活躍してくれます。
ブランドに拘りが無く、コスパの高いスマートウォッチが欲しいという方にXhaomi Smart Band 7はおすすめです。
スマートウォッチ入門機種としても、お子さん用に購入するのもいいかもしれません。