サンワサプライ 電動エアダスターについて
サンワサプライから販売されている、充電式の電動エアダスター「200-CD076」。
製品仕様については次の通りです。
サイズ | 約W133×D35×H125mm(ノズル有り) 約W72×D35×H125mm(ノズル無し) |
重量 | 約W133×D35×H125mm(ノズル有り) 約W72×D35×H125mm(ノズル無し) |
電池 | リチウムポリマー電池(900mAh) |
モーター回転数 | 86,000RPM±3%(MAX) |
充電時間 | 約3時間 |
使用可能時間 | 風力1段/最大約2時間20分、2段/最大約1時間21分、3段/最大約31分、4段/最大約18分 |
本製品はかなりコンパクトなので使い勝手がよく、ホコリが気になった時にすぐ使用できます。
風量最大で約18分と連続使用に限りはありますが、パソコン内部やキーボードの掃除など、1回15分も使用できれば十分ではないでしょうか。
パッケージ内容・本体の外観
本体と付属品はかっちりとした紙製の箱に梱包されています。
こちらが200-CD076本体。材質はアルミ製、マットブラックで塗装されています。
噴射ボタンはシリコンのため、アルミと材質の違いがわかりやすく、視認していなくても迷わずに押せるのが地味に嬉しいです。
持ち手底面には電源ボタンと充電ポート(USB Type-Cポート)、風量インジケーターと電源ボタンがまとまっています。
本製品は風量が4段階まで調整でき、風量インジケーターもライトが点灯するごとに強くなっていきます。
付属のノズルを取り付けることで、キーボードやパソコン内部の隙間など、細かい部分を掃除することもできます。
先端部分はシリコンなので、押し付けても傷つく心配が無く安心して掃除することができますよ。
電動エアダスター 200-CD076 レビュー
コンパクトなのに、スプレー缶にも劣らない風力
手の平に収まってしまいそうな小さいサイズですが、風量は強力なのでスプレー缶タイプと比べても遜色なく使用できます。
ざっくりとした感想として、最大風量の風圧はドライヤーの強風ターボモードくらい。使用感としては強力なブロワーといった印象でしょうか。
そのため滅多に掃除をせず、こびりつてしまった頑固なホコリ汚れは飛ばしにくいので、付属ノズルを付けてもパワー不足に感じることがあるかもしれません。
定期的に掃除がされている状態であれば、CPUのヒートシンク内に溜まったホコリでも余裕で吹き飛ばせる風圧です。小まめに掃除する人にとっては、スプレー缶タイプと比べランニングコストが抑えられるので特におすすめです。
パソコンデスク周りの掃除で大活躍
PC本体だけに限らず、パソコンデスク周りに必ず置いてあるキーボードやマウスといった幅広い物の掃除に活躍します。
特にメッシュ素材のデスクチェアを使っている人には、電動エアダスターの利便性の良さが輝くと思います。メッシュの隙間や、そこから落ちて座面の下に溜まったホコリを、いつでもさっと掃除できるのが良い感じです。
稼働音はうるさい
稼働音もドライヤーのターボ運転時くらいの音が出ます。コンパクトながらこんなに音が出るんだと、ちょっとびっくりしました。
スマホアプリで音量を計測してみましたが、最小風量で約55dB、最大風量で約80dBの結果に。音圧として80dBは、地下鉄や電車の車内の同程度の騒音レベルのようです。
あくまでスマホアプリなので精度には期待できませんが、お子さんがいる家庭など、夜間の就寝時間帯では注意が必要な音量に感じます。
PCを使うなら持っておきたい1台
価格は¥8891(アマゾン価格)と初期費用としてはお高く感じるかもしれませんが、手元にあれば間違いなく活躍します。
コンパクトでType-Cケーブルによる充電の利便性も良く、特にホコリやチリが気になりやすいパソコンデスク周辺に忍ばせておきたくなる製品だと感じました。
コストを抑えながらいつでも掃除が可能になるので、スプレー缶式のエアダスターを頻繁に使うという人は、ぜひサンワサプライの「200-CD076」をチェックしてみてください。