フィリップス TAT4556 レビュー|電車で役立つノイキャン搭載イヤホン

電車通勤していると、どうしてもストレス溜まりますよね。満員電車だとなおさらです。その中で私が特に嫌なのが、ガムをクチャクチャ音を立てて租借する人が横に立つこと。

対策無しで電車に乗るのは精神衛生上よくないので、電車通勤にちょうどいいワイヤレスイヤホンを探していました。希望条件としては次の3つです。

  • ノイズキャンセリング搭載
  • 充電ケースありで10時間以上再生可能
  • 5000円台で購入できるコスパの優れたモノ

上記の3つ条件を満たしているのが「フィリップス TAT4556」でした。通勤や通学に使うだけならこれでも十分ですが、さらに以下の機能にも対応しています。

  • 片耳のみで使用(モノモード)
  • 外音取り込み機能(アンビエントモード)
  • 急速充電

この記事は、私と同じような条件のワイヤレスイヤホンを探している方に向けた「フィリップス TAT4556」のレビュー記事になります。

この記事をおすすめできる人
  • 電車通勤で使用するワイヤレスイヤホンを探してる
  • SONY製やAirPodsではなくコスパに優れたワイヤレスイヤホンを探している
  • 片耳イヤホン(モノモード)ができるワイヤレスイヤホンを探している
目次

フィリップス TAT4556|概要

スペックについての詳細はこちら。

通信方式Bluetooth Ver.5.2
対応コーデックSBC、AAC
ドライバー口径12mm
連続再生時間ANC ON時/ 6時間( ケース込み21時間)
ANC OFF時/ 9時間( ケース込み29時間)
充電USB Type-C

「TAT4556」は、10分の充電で約1時間の再生ができる急速充電に対応しています。一度ペアリングしてあれば、以降充電ケースから取り出すだけで自動でペアリングモードになります。

サイズと重量

イヤホン

イヤホンのサイズは幅が約3cm、高さが約2.3cmです。重量は片側で5.1gでした。重さとしてはAirPods(第2世代)よりも軽いくらいの重さです。

ケース

ケースは幅7cm、奥行き4cm、高さ3cmです。重さは37.1gです。

WF-1000XM3と比較

参考になるかわかりませんが、SONYのWF-1000XM3と大きさを比較した画像の載せておきます。

左:TAT4556、右:WF-1000XM3

付属品

付属品の詳細はこちら。

付属品充電用 USB-Cケーブル
イヤーピース Lサイズ、Sサイズ
説明書

取り扱い説明書は英語表記のみで日本語表記ではありませんが、イラストの説明があるので大まかな使い方はわかります。

操作方法

タッチ操作

「TAT4556」はタッチ操作に対応しています。正直説明書を見ても分かりにくいので操作方法をまとめておきます。

再生・
一時停止
右側を1回タッチ
右側を一秒長押し
曲送り右側を3回タッチ
曲戻し左側を3回タッチ
アンビエンスサウンド(外音取り込み)左側を2回タッチ
モード切替右側を2回タッチ
タッチごとに、ANC ON→外音取り込み→ACN OFF→以降繰り返し
電話に出る右側を2回タッチ
電話を切る右側を1回タッチ
右側を一秒長押し

モノモード(片耳イヤホンモード)

使い方は片方どちらかのイヤホンを装着後、もう片方をケースに戻すだけです。切り替えはとても簡単。

会社の仕事や学校での勉強中に周囲の音を聞きながら、作業性を上げたい時などに便利です。

フィリップス TAT4556|口コミについて

Twitterやネット通販サイトに書かれている口コミと評判について、ポジティブな意見とネガティブな意見を下記に詳細をまとめました。

ポジティブな意見
  • ノイズキャンセリングの効き目が良い
  • 装着感が良い
  • コスパが良く値段以上
ネガティブな意見
  • ①説明書が日本語ではない
  • ②曲送りのビープ音がうるさい
  • ③材質がツルツルしていて落としやすい

ネガティブな意見に対して、実際に私が使用した所感としては以下になります。

  • ① → 確かに困惑しますが、イラストでの説明やネットに日本語の説明書もあるのであまり困りません。
  • ② → 音は結構大きく、聞き慣れないとうるさいと感じます。
  • ③ → ツルツルな部分は皮脂が付いていると滑りやすいです。ケースのくぼみ部分から取り出せば落としにくくなると思います。
ピアノブラックの部分が滑りやすい
くぼみを利用すれば落とさない

音に関する口コミ

音質についてはバランスが良くこもった感じも無い、またノイズキャンセル時は低音が強調されるという口コミが多くみられました。音質に拘りが無ければ十分満足といった内容も。

ノイズキャンセリングについては、「多少軽減される程度」や「マイルドな印象」といったものから、「効き目がはっきりある」といったものまで様々な意見がありました。

私的には「TAT4556」のノイズキャンセリングはしっかり機能していますが、SONY製品などと比較するとおまけ程度ではないかなと感じています。詳しくは使ってみた感想でレビューします。

Twitterでの口コミ

https://twitter.com/assam_oekaki/status/1501211269751357449

フィリップス TAT4556 を使ってみた感想

ノイキャンは電車でも十分有効

「TAT4556」のノイズキャンセリングは、耳栓を付けて歩いているようなイメージに近いです。

前述した「あくまでおまけ程度」というのは、SONY製品などのノイズキャンセルとは違い、外と明確に切り離さるわけではないので期待しすぎは良くないという意味を込めています。

もちろん効き目はあり、体感としては4~6割の音が軽減されていると感じます。換気扇の音や鼻をすする音といった、ある程度の音量は聞こえなくなります。

車の走行音や電車内のアナウンスは多少こもって聞こえるといった性能で、外音取り込みに切り替えなくても聞き逃すことは無いと思います。

実際に使ってみて、電車内のストレス軽減には十分な性能だと感じました。

低音がよく聞こえるイヤホン

広域から低域まで聞き取りやすく、ノイズキャンセリングで音を聞いていると低音が強調されます。特に男性ボーカルやベースが際立つ曲などをよく聞く人におすすめできるイヤホンだと感じます。

耳にフィットする形状で疲れにくい

耳の形状にフィットしやすい形状のこともあり、装着感はとても良いです。電車の乗り換えで歩いたり階段を昇降するくらいでは落ちる気配すらありません。

耳への設置面積が大きい分、負担も軽減され長時間使用していても疲れにくいです。

また、この装着感の良さは運動にも適しており、ランニングなど激しめの運動にも向いています。防水性能もIPX4なので、雨や汗といった飛沫がイヤホンにかかっても問題は無しです。

タッチ操作の反応があまりよくない

タッチ操作の精度は良いとはいいづらくタッチ場所も分かりにくいので、コツを掴むまで苦労しました。(操作が効かない時には妥協が必要です。)

モード切替をしようと2回タッチしたつもりが曲送りになってしまったり、何回タッチしても反応しなかったりします。

ノイズキャンセルのオンオフはイヤホン側で操作が必要なので、この点に関しては弱点かなと感じます。

まとめ

「フィリップス TAT4556」は5000円台でノイズキャンセリングも搭載しているコスパ抜群のワイヤレスイヤホンでした。

ポップなカラー展開は学生にもおすすめで、お子さんへプレゼントしても喜んでくれるイヤホンだと思います。メーカーとしても有名なPHILIPSが販売しているワイヤレスイヤホンなので安心です。

「フィリップス TAT4556」をおすすめできる人
  • 電車のストレスを減らしたい
  • 性能(ノイキャンや音質)はそこそこでよく、コスパを重視したい
  • 運動中に音楽を聴きたい

以上、TAT4556の紹介でした。最後まで御覧いただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

パソコンの前に座ることが趣味です。モノを使って感じたコトや日々の体験など、気ままに記事にしています。

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