PCで作業する上で必須なPCデスク。これまでのデスクは奥行きが50cmと狭かったので、引っ越しを機に買い替えることにしました。
良い物を一生使うつもりで慎重に検討し、「かなでもの THE TABLE / 無垢 ウォールナット × Black Steel」を購入することに決めました。
結果としては非常に満足で、実際に一生使い続けるつもりです。壊れる以外では今後買い替える予定は無いくらい良いデスクです。
この記事ではかなでものデスクのレビューと、PCデスクサイズの目安について紹介していきます。
「かなでもの」について
かなでもの(KANADEMONOカンパニー)はインテリアの仕入れや販売をする事業者で、ルームクリップ株式会社のカンパニー会社です。
大元のルームクリップ株式会社と聞いて、インテリアに特化したSNSである「Roomclip」を思い浮かべた人もいると思いますが、名前の通りその運営会社です。
販売しているインテリアはデスクだけでなく様々ですが、どれもデザイン性の高く生活を豊かにしてくれそうなものばかりです。
「THE TABLE」選べる木材一覧
無垢材
価格は高くなりますが、木目の美しさを一番に感じられる魅力があります。「かなでもの THE TABLE」では10種類の無垢デスクから選ぶことができます。
突板
薄くスライスした無垢板を芯材に貼り付けたもので、木目の美しさがありつつも無垢材に比べ安価です。ただし穴開けなどには向いておらず、深く傷がつくと芯材がむき出しになり修復が効きません。
「かなでもの THE TABLE」で選べる突板デスクは全3種類になります。
集成材
複数の木材を接着剤で張り合わせて作られており、無垢材や突板と比べると安価です。ただしピースごとで木目がバラバラなので、木目の雰囲気や美しさは損なわれます。
「かなでもの THE TABLE」で選べる集成材デスクは全5種類になります。
「THE TABLE」脚の形一覧
脚の形は豊富で、カラーは黒2色(Black Steel・Black Steel クリア塗装)と白(White Steel)とステンレスの4色から選べます。
Black Steel
Black Steel(クリア塗装)
White Steel
Stainless(ステンレス)
私が「かなでもの」のデスクにした理由
私がデスクを選ぶ際、候補に上がっていたのは以下の4つです。
最終的には「KANADEMONO THE TABLE / 無垢 ウォールナット × Black Steel」を購入しました。
無垢板の天板に惹かれた
一番の理由としてはウォールナット無垢板のデスクの見た目と雰囲気に惹かれたからです。長く使う前提なので、少しでも気に入ったデスクを購入しようと考えました。
匠一松の集成材デスクも魅力的ではありましたが、木目の美しさは無垢板には敵わないと感じ候補から外れました。(脚がゴツいのも候補から外れた理由の一つ。)
同じくKANADEMONOの「THE TABLE / ウォールナット × Black Steel」に関しては、突板なので木目(上面と木口)が繋がっておらず、使い続ける中で違和感を感じるのは嫌だと思い除外しました。
完成品だからこその安心感
最終候補のマルトクショップですが、フルオーダーなのでオーダーを間違えたときが怖いことと、天面に節が入る可能性があったので候補から外れました。
また、デスク脚を自分で取り付けるため下穴を開ける必要がありますが、上手く下穴を開けられなかった場合に以下のリスクがあると考えました。
- 脚が平行にならない(八の字になる)
- 下穴が天面まで突き抜ける
- 失敗するだけ穴が増える
KANADEMONOは完成品を組み立てるだけなので、DIYが苦手でも安心できるのも理由の一つでした。
「THE TABLE / 無垢 ウォールナット × Black Steel」
外観
脚
脚は「Square_配線孔付き」を選択。配線が隠れるので、デスクがより洗練されて見えます。
穴の大きさですが、延長コードなどのプラグと同じくらいなので通すのに苦労しました。
ただ、頻度に触らないところなので不便はしていません。
かなでものデスクを使用して感じたこと
無垢材の雰囲気が最高
開封したデスクを見て、これから一生このデスクを使い続けるだろうなと感じるほど美しかいです。木目も品が良く主張しすぎないため、ずっと眺めていられます。
集成材の場合、各ピースが主張しすぎて情報量が多く疲れてしまうので(以前のデスクで経験)、長く使うであろうデスクを無垢板にしたのは正解でした。
ウォールナットは硬い木材なので、デスクに爪を立てても凹まずキズも付きにくいです。気を使わずに作業ができるのが良いんですよね。
また、見た目通りの重厚感もあり重いので、アジャスターも使えばなおガタつきや揺れもありません。
気軽に脚の取替ができる
KANADEMONOのデスク裏面には、鬼目ナットが埋め込まれています。鬼目ナットがあることでデスクを傷めず脚を交換することが可能です。
脚の種類が豊富なこともかなでものの魅力ですので、数年経って脚を別のものに変えたいと思ったときに気軽に交換できます。(SquareからTrapezoidに交換など…)
天然素材なので、仕方ないがキズがある
天然木のため品質にばらつきがあるのは仕方がないですが、私のデスクには細かいキズ(模様?)が密集した箇所があります。
天板自体が非常に綺麗で艶があることも相まって、この周辺に限ってはプリント化粧板に見えてしまうことがかなり残念。
デスクマットで多少隠れる位置だったのは幸いですが、ここさえなければ100点満点なだけに非常に惜しいです。
PCデスクならサイズはどう選ぶ?
かなでものでは無料でデスクサイズのオーダーができます。幅は100〜180cm、奥行きは66〜80cmの間らからオーダーすることができます。
PCデスクとして使う場合のサイズを下記に目安としてまとめたので、サイズの参考にしてみてください。
幅140cm〜幅150cm
かなでものデフォルトの数値である幅140cmですが、シングルディスプレイやノートパソコンで使用なするなら十分な幅です。
私も幅140cmでオーダーしましたが、モニター一台なら広々使えています。
小型ディスプレイやタブレットをサブモニターして使用する場合は、幅150cmがおすすめです。
幅160cm
デュアルディスプレイ環境の人やウルトラワイドモニターを使用している人におすすめです。幅140cmでも設置はできますが、ヘッドホンやスピーカーなど、デスク上に物を置くことが多いと窮屈に感じてしまいます。
幅180cm
かなでものでオーダーできる最大サイズの幅180ですが、3台以上のモニターでマルチディスプレイ環境の人や、PC本体をデスク上に置きたい人におすすめします。
まとめ
「THE TABLE / 無垢 ウォールナット × Black Steel」は数十万円するデスクですが、購入して満足しています。質の良いデスクを使うと作業のモチベーションも上がりますね。
かなでもののデスクは木材だけでなく脚の種類も豊富です。完全予制ですが代々木にショールームもあるので、実物を見てから決められるのも嬉しいところ。
デスクやテーブル選びをする際、まず初めに見ておきたいショップだと思いました。かなでもの、迷わずおすすめです。