冬の室内はエアコンをつけても足元は冷えていたり、デスクワークでの温度調節って意外と難しいですよね。
追加で暖房器具を買っても、電気ストーブは快適な位置取りが大変、セラミックヒーターは電気代が高い…。
そこで足回りをじんわりと温めてくれる暖房器具がニトリに売っているのでレビューします。
電気代も1時間あたり4.6円と安いのに暖かさも十分で、エアコンと併用するのも丁度いいですよ。
ニトリ 折りたためるパネルヒーターについて
使い方は簡単で、箱から取り出したら付属の脚を取り付ければ設置は完了です。
高さは50cm、幅は3面に分かれている中央が40cm、左右がそれぞれ27cmです。
デスク下に置くのにちょうどよく、冬場のデスクワーク時にもってこいのサイズ感です。
電気代は1時間あたり4.6円
温度は弱・中・強の3段階で調整できます。
強モードでの電気代は1時間あたり4.6円なので、暖房器具の電気代としては比較的安価です。
長時間稼働しても電気代の負担は少ないので、暖房の出費を抑えながら使用できます。
折りたたんで収納や移動がしやすい
折りたたみ時の厚さは3.5mmと薄いので、ちょっとした空きスペースに収納しやすいです。
たたまれた状態のサイズは、幅39.5cm、高さ50cmと片手で持ち運べるコンパクトサイズになります。
重量も1.8kgと軽量なので、コンパクトに折りたたんでデスクからリビングなどへ楽に移動できます。
安全機能の充実している
電気ストーブなど暖房器具で怖いのが火災の発生ですが、本製品は安全機能が充実しています。
- 8時間の連続使用で電源自動オフ
- 転倒時電源自動オフ
足元など目に付きずらい場所に置くので、上記2つの機能があることで安心して使用できます。
電源をうっかり切り忘れた時や、目を離した際に子供やペットが倒してしまっても火事のリスクがぐっと下がります。
ニトリ 折りたためるパネルヒーターのレビュー
思っている以上に暖かく、かなり快適
電気ヒーターと比べると温度は控えめですが、3方向から大きな面で温めてくれるため、思っている以上に暖かいです。
発熱はスムーズで、電源を入れてから1~2分ほどで暖かさを感じることができます。
温度調節は三段階あり、表面温度は約40℃~55℃まで上昇します。表面は充電式カイロと同じくらいの温度なので、強モードでも火傷の心配は無いです。
10月の室温25℃で、5分ほどパネルヒーターの前に足を置きましたが、脛から膝にかけて体表の温度が約2℃上昇しました。
秋~初冬にかけては単体でも十分な温度で、脛からひざ下あたりをじんわりと暖めてくれる優れものでした。
ひざかけを併用すれば、こたつのように使える
ひざかけをパネルヒーターにかけれることで、簡易的なこたつに早変わりします。
足元だけでなく太ももまで温めてくれるので、真冬でもとても快適です。これかなりおすすめです。
電気ストーブでは間違いなく火災になりますが、問題なく使えるのはパネルヒーターならではの魅力です。
安定感は抜群で、足で蹴っても倒れない
左右のパネルの開く角度にもよりますが、45度~90度ほど開いていれば非常に安定します。
デスク下の足元に置く場面が多く、誤って足蹴にすることが多々ありますが、いまだ倒れたことは無いです。
仮に倒しても自動で電源が切れるので、火事になる心配が無いのは嬉しいポイントです。
イマイチなところ・注意点
床冷え対策にマットやルームソックスが必要
ニトリのパネルヒーターの欠点は、底面が無いので何か敷いていないと足裏だけは冷えてしまう点です。
底冷え対策としては、足元にマットを敷くか、スリッパやルームソックスの着用が必要になってきます。
使用開始直後は独特のニオイがある
使用開始から1日ほどは酸っぱい独特のニオイがします。それ以降特に臭いません。
食事中にあまり嗅ぎたくないニオイなので、ニオイに敏感な方は別室で稼働しておくと安心です。
折りたためるパネルヒーターの類似品
参考までに、ブランケットやマットを別途購入する必要のない物を優先して紹介します。
まとめ
冬場のデスクワークの相棒として、折りたためるパネルヒーターはかなりおススメです。
足元を効果的に温めることで血流が良くなり、集中力も上がるのでデスクワークにはぴったり。
シーズンが過ぎた暖房器具は収納にスペースが必要なことがほとんどですが、本製品は隙間にパパっとしまえるのも魅力。
空気も乾燥しにくいので、エアコンの暖房が苦手な方にもおすすめです。ぜひチェックしてみてください!