賃貸物件に長く住んでいると模様替えしたい欲が湧いてくることありませんか?
小物を増やしたり家具を変えたり、方法はいろいろありますが、前々から気になっていた壁紙シールで模様替えをしてみました。
導入結果として、オシャレな空間へ一気に変えられたので非常に満足しています。下の写真はそのビフォーアフターです。
良くも悪くも雰囲気がガラッと変わるのがお分かりいただけると思います。
壁紙シールは模様替えをする費用としてもそこそこ安く済むので、家具を改めてそろえる大きい資金も必要ないので手軽にできる模様替えの手段として最適でした。
貼る面積によっては少し大変ではあるものの、意外と簡単に貼れるなといった印象です。そこで本記事では、壁紙シールのレビューと貼って分かった注意点があるので紹介していきます。
部屋の雰囲気が一気に変えられる
私の部屋に貼ったのは貼ってはがせる壁紙シール。Amazonで2,599円で購入しました。
表面はマットではなく、少し光沢がある感じ。光沢があるといっても周りの壁紙と比べて違和感は感じません。
裏面には長さがわかるようには10cmごとに線が描かれているので壁に合わせて切りやすく、また紙を剥がせば粘着部分が露出してそのまま簡単に貼ることができます。
貼る壁によってはコンセントがあると思いますが、切込みを入れてやれば意外と簡単に貼ることができました。
今回の壁サイズが横5m×高さ1.8mだったため、2つ購入しました。2人で作業しましたが、さすがに2つ分を一気に貼るのは少し疲れました。
思ったのはトイレなど明るい雰囲気にしたい場所に最適化もしれません。壁の面積的にも手軽に貼れるんじゃないでしょうか。
壁紙を貼る時にあると便利な道具
ヘラがあると手で貼るよりもシワになりにくいので、綺麗に貼れるか不安な方は用意しておくと安心です。
シリコンやプラスチックそのままのヘラだと固すぎて壁紙シール自体に傷が付きかねないので、フェルトが付いている柔らかいタイプがおすすめかなと。
幅木の部分など、少し壁紙が余ってしまった時にあると便利なのが少し長めの定規。幅着に沿わせてカッターで切ればきれいに仕上がります。
注意点
綺麗に張ろうとして何度か剥がしましたが、壁紙に元から模様がついている部屋は要注意です。粘着力が弱いといっても壁紙がくっついて多少剥がれます。
写真のように多少壁紙表面の模様が剥がれるので、賃貸物件の場合、退去時に修繕費を求められるかもしれません。
賃貸物件に住んでいる人にとっては気になる部分だと思います。
- ポスターやカレンダーなどによる変色や画鋲の穴は、経年劣化となるので修繕費は大家さんが負担
- カビの放置や、子どもの落書き、タバコやペットによる汚れや臭いは、原状回復義務に含まれるため費用負担
私も張り替えてから退去していないので何とも言えませんが、壁紙シールに場合ですが、恐らく後者に含まれるのではないかなと。
そこで壁紙の費用負担について調べてみましたが、長く住めば済むほど不要の負担割合は減り、居住から6年で費用負担は実質0円となるようです。
壁紙の減価償却について
もし退去の際に費用負担になるとしても、壁紙は減価償却により6年住むと退去時の費用は0円または1円になります。居住年数によっても負担割合は変わり、長く住めば済むほど0円または1円に近づいていきます。(国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」より)
例えば6畳の部屋の壁天井の壁紙を全部取替えると約40㎡になります。
単価1000円とすると壁紙の費用は40000円になりますが、他に処分費用、消費税などで10000円ぐらいの費用が掛かりますので50000円ぐらいの費用になります。
壁紙の耐用年数は6年になりますので、入居2年で退去の場合は5万円×(6分の2)で貸主が17000円の負担で借主は33000円の負担になります
入居3年の場合は5万円×(6分の3)で25000円の借主負担になります
入居5年の場合は5万円×(6分の1)で8500円の借主負担になります
入居6年の場合は1円の借主負担になります
不動産の長谷川行政書士
壁紙シールはこんな人におすすめ
賃貸物件だと長く住む予定がある方に特におすすめですが、賃貸に限らず部屋の雰囲気をガラッと簡単に変化させられるのも壁紙シールならではの魅力です。
大きな面積を占める壁面は色が変わるだけでも雰囲気が一変するので、イメージに合わせた部屋の大きなベースとして雰囲気を作りやすくなるのも嬉しいポイントではないでしょうか。
部屋の印象を明るくしたり、シックな雰囲気にしたり、種類も豊富なので、気になった方はぜひ試してみてください!